パートナー 第56刊 7月号
発行日 2012年7月10日
発行人 サンセイ「パートナー編集室」

第52期事業年度を振り返って

 

社長 冨田 稔

ビルメンテナンス業界は、景気動向や企業業績など先行きの状況を見極めることが困難であることから、顧客の施設維持管理コストの削減意識は一段と強まっており、引き続き厳しい状況が続いております。

また、新規契約の受注は競争の激化から困難を極め、利益におきましてもコスト圧縮から一段と低下傾向にあります。こうした中、当社は業務の内製化を促進する為品質管理部の機能強化及び協力会社発注業務の見直しを行い、事故クレームの防止に努めて参りました。また、次世代への業務移管と各事業所体制の再構築に取組んで参りました。

契約改定に伴う業績は、新規案件の受注は13件総額54,514千円、契約変更に伴う増減額は18件総額▲18,003千円、解約は8件総額▲12,902千円となり、売上の延びは年間契約ベースで23,608千円(前期実績12,109.9千円)となりました。以上の結果、期首の売上目標に対して、達成率91.7%が見込まれています。利益につきましては、期首の粗利益目標に対して、達成率91.5%が見込まれています。

社内コンプライアンスの取組みとして、労働基準法・労働安全衛生法・最低賃金法などの法令遵守を徹底する為の取組みや受託業務における仕様完全履行の為の再教育、定期特別作業時のリスクアセスメントの啓発とその実践を推進しました。

人事労務面においては、新人事賃金制度の本格導入とサンセイ会への助成金を減額し、関連して慶弔扶助金支給規定等の見直しを図り施行しました。これまで、会社創立記念日の記念式典並びに懇親会も周年行事に改めましたが、永年勤続表彰は形式を変えて毎年開催することにしました。

営業面におきましては、NHK放送センターの契約をすべて継続受注が出来たほか、新規にNHKより信書便事業を受託しました。
また、渋谷区、杉並区、東京国税局、鈴江コーポレーションから新規業務を受託することが出来ましたが、NHK及び多くの官公庁案件が競争の結果予算を引下げて受託するに至り、収支は大幅に悪化しました。

品質管理面からは、業務における自主的な労働安全活動を継続的・計画的に推進しました。また、安全衛生委員会と連携して社内安全標語作品を広く社内に募り、労働災害の防止に努めました。

社会貢献の取り組みとして、『高校生のインターンシップ受入』や「各団体への支援」『とうきょう次世代育成サポート企業の登録』『エコキャップ運動参加』『カレンダー国際協力活動参加』などを継続して取り組みました。

広報活動として、今年度はオフィシャルサイトに「サンセイ ブログ」と「サンセイ facebook」を立上げ、多方面に情報発信を試みました。

今後の取組みとして、永年にわたり培ってきた専門技術を背景に清掃業務等の中核事業分野に加え、設備保守業務等の関連事業分野の社内体制を強化した上、バランス良く積極的に営業展開することにより、業務拡大を図っていく考えです。

 

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